INTERVIEW

先輩社員インタビュー

公共福祉の役割も果たしている
誇りをもてる仕事

木村 彰俊 2022年入社/プロフェッショナルドライバー

タクシードライバーになろうと上京。都内の道を知らないことが不安だったが、研修や営業所の先輩にアドバイスをもらったことで知識を深めた。歩くのが困難な方から感謝されることもあり、タクシーは公共福祉の役割も果たしていると実感している。

伝統と社風の良さにひかれて入社

タクシー業界を選んだ理由、その中で帝都自動車交通を選んだ決め手を教えてください

就職活動をしている中で運転の仕事に興味を持ち、バスの運転手とタクシードライバーの両方が選択肢に残りました。最終的に、自分の行きたいところに行ける自由度の高さにひかれ、タクシー業界を選びました。私の地元は山形で、ほとんどの人が自家用車を運転するのでタクシー会社は少ないです。タクシーの仕事をするなら東京がいいだろうと上京を考えました。帝都自動車交通に興味を持ったのは「帝都」という言葉の響きがかっこよかったこと、就活サイトや説明会などで会社の歴史が長く社内の雰囲気がいいことを知ったからです。面接でもその雰囲気を感じ、自分の軸にも合っていたので、内定をもらったときには迷うことなく決めました。

仕事をしながら東京を観光しているような感覚

仕事の魅力について教えてください

目的地までお客様を乗せて運転しながら、自分自身も東京観光をしているような感覚で楽しいです。就職するまで東京に来る機会が少なかったので、新鮮な気持ちで仕事をしています。私が所属する墨田営業所は東京スカイツリーのほぼ真下に営業所があるので、スカイツリーを眺めて出勤し、出庫したら錦糸町や浅草などに向かうことが多いです。最近は外国人の観光客の方が多いのですが、行き先をスマホなどで見せてくださる方が多く、会話がうまく通じないときは翻訳アプリなども活用しています。

タクシーには公共福祉の役割もある

仕事で心に残ったエピソードを教えてください

歩くのが不自由な高齢の方を乗せたときのことです。乗車時に「近くて申し訳ないんだけど」とおっしゃっていたので「気になさらないでください」と話しました。すると、「タクシーがないと移動がままならないので。本当に助かっている」と言ってくださったんです。そのとき、タクシーはビジネスではあるものの、公共福祉のような役割も果たしていると再認識しました。自分の仕事により誇りをもてた出来事でした。

不安なとき、困ったときに支えてくれる先輩たち

営業所の雰囲気を教えてください

営業所に配属されてすぐに先輩方の優しさを感じました。私は山形から上京してきて東京のことをまだまだ知らない状態で、まずどこを走ったらいいのかわかりませんでした。しかし、先輩に相談すると「あのエリアに行くといいよ」など具体的なアドバイスをもらえました。
ほかには、接客の仕方についてアドバイスをもらったこともあります。営業所に配属されて半月くらいのときに、行き先を聞き間違えて違う方向に進もうとして、お客様からお叱りを受けたことがありました。営業所に報告したところ、班長と一緒にドライブレコーダーを確認しました。そして、「行き先の復唱が足りなかったね。でも起こりがちなミスなので、繰り返さなければ大丈夫だよ」とアドバイスをくれたんです。こんな風に温かくアドバイスをしてくれる先輩たちがいるから、この仕事を続けられているのだと思います。
また、営業所には部活動があり、私は卓球とフットサルに参加しています。休日にスポーツを楽しんだり、仕事終わりに気軽に飲みに行ったりする関係性ができてうれしいです。

地方出身のドライバーが多い

帝都自動車交通への入社を検討している人にメッセージをお願いします

営業所で働く人たちには、地方出身の方がたくさんいます。東京の道を知らないところからスタートしている人ばかりなので、入社前に東京の道を知らなくても心配はいりません。地図アプリやナビを使うことができますし、お客様が道をご存知のことも多いです。「くわしくないので、道を教えてもらえますか?」と聞けば、優しく教えてもらえることが多いです。最初のうちは不安があるかもしれませんが、先輩に相談すれば温かいアドバイスをもらえるので心配はいりません。

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