タクシー業界は休日や待遇面がいいと知り、興味が深まった
タクシー業界を選んだ理由、その中で帝都自動車交通を選んだ決め手を教えてください
改めて自分の好きなことを考えてみたら、車の運転と接客であることに気づきました。その軸で仕事を探した結果、タクシー業界で働くという選択肢にたどり着いたんです。身近なようでよく知らない業界だったので、まずは調べてみました。すると、待遇がいいことを知り興味が深まりました。隔日勤務の仕事が終了するのは日付が変わった後の時間帯で、その日は勤務明けでお休みになる。カレンダー通りの土日祝休みより、自分の時間が多く持てるのではないかと思いました。
また、配属後半年間は月額34万円の給与保障があって、一般的な企業の新卒給与と比べて高水準であり、きちんと仕事をすればコンスタントに稼げることにも魅力を感じました。
他のタクシー会社も受けていましたが、帝都は新卒の人数が多すぎず少数精鋭なので、しっかりとサポートしてもらえそうだと思い入社を決めました。
ドライバーを経験した後に、運行管理者へ
仕事内容について教えてください
入社時からドライバーを経験した後、総合職に転換することを目標にしていました。ドライバーを4年ほど経験した後、2022年から運行管理者として「操車(そうしゃ)」を担当しています。
大森営業所には200名以上のドライバーが所属しています。私はドライバーの勤務シフトや給与の管理を行っています。所長や副所長と密に連携を取りながら、営業所の予算目標を達成できるよう、営業所の車を活用し最大限の営業効率を上げることがミッションです。
「操車」は人とのコミュニケーションで成り立つ
ドライバーの経験が、今の仕事に役立ったことはありますか?
操車の仕事は、人とのコミュニケーションによって成り立つため、ドライバー一人ひとりを知っていることが重要です。私の場合は今の仕事の前に「主任運転者」という班長を経験していたため、班のメンバーについて理解していました。また、新人ドライバーの車に同乗してアドバイスを行う業務もしていて、営業所内で面識のあるドライバーが多く、その経験も役立っていると思います。
また、ドライバーが乗務している中で何か困り事があった際には、運行管理者として代わりに対応することもあります。ドライバー経験があると、乗務中のドライバーから連絡を受けたときにすぐに現場の状況をイメージできるので、的確なアドバイスがしやすいという利点があります。
アットホームで、ドライバー同士の仲がいい
営業所の雰囲気を教えてください
大森営業所の平均年齢は50歳以上と高め。私が新卒で入社した頃に新卒採用を強化し始めたので、毎年少しずつ平均年齢は下がってきていますが、新卒から見ると、親世代や祖父母世代くらいの年齢層のドライバーが多いです。面倒見のいい方が多く、何か困ったときに相談すると、「大丈夫だよ」と話を聞いてもらえるので、とても支えになっています。アットホームな雰囲気で、ドライバー同士の仲がいい営業所です。
年齢を問わず、運転や接客を楽しみながら仕事ができる
帝都自動車交通への入社を検討している人にメッセージをお願いします
タクシー業界はここ数年で大きく変化しています。一昔前は年配の方の仕事というイメージでしたが、今ではそういったイメージもなくなり、実際に当社では若いドライバーも多く活躍しています。年齢は関係なく、運転や接客が好きな人なら誰でも楽しみながら仕事ができるはずです。好きなことを仕事にしたい人は、タクシー業界を就職先の選択肢のひとつに入れると、新しい道が開けるかもしれません。