「自分らしさ×接客業」の仕事は、タクシードライバーだった
タクシー業界を選んだ理由、その中で帝都自動車交通を選んだ決め手を教えてください
接客業がやりたかったことと、裁量を持って自分らしく働ける点がタクシーに興味を持った理由です。学生時代の飲食店でのアルバイトでは、お客様に直にサービスを提供することに大きなやりがいを感じていました。ですが、その店ではアルバイト社員に裁量はなく、店長からは常に厳しい指示が飛んでくるような環境で、自分の力を発揮できていない感覚がありました。その点、タクシーであれば仕事は全て自分次第。これまでと真逆の環境で自分らしく働きたいと考えました。
タクシー業界で帝都自動車交通を選んだ理由は、鉄道事業をしている京成グループの1社で経営基盤が安定していることや、ペーパードライバーの人でも一人前のドライバーに成長できる研修体制があったことです。地理も運転も不安だったので、この安心感は会社選びにおいてとても大きかったです。
戦略を決めるのは自分自身。社長気分が味わえる
仕事の魅力について教えてください
営業戦略を自分で決められることです。街中を走ってお客様を探す「流し」や、お客様の多い場所で待ったりする「つけ待ち」など、どのような戦略を取るかを考えています。曜日や天候なども加味して、「土日で雨が降っているから住宅街の近くを走ってみよう」と、どのエリアを走るかを決めています。自分の戦略がうまくいったときはうれしいですし、歩合制なので給料にもつながることがやりがいでもあります。この仕事は「会社に保証されている自営業」のような働き方だと思っていて、社長気分が味わえるところが魅力です。
また、仕事は1日の勤務が終われば完結するので、家に仕事を持ち帰ることもありません。仕事を終えて車を降りたらオフになれるので、オンとオフの切り替えがしやすいことも魅力です。隔日勤務だと平日が休みになることがあり、土日は混み合うレジャー施設に平日に行けるのもうれしいところです。
共有や相談がしやすい、安心できる環境
仕事で心に残ったエピソードを教えてください
狭い道に入った時に、車体の後ろを少し傷つけてしまったことがありました。肩を落として営業所に帰り、所属する班の主任に報告したんです。すると「大丈夫。若いときはみんな経験することだし、ベテランになってもやることもあるから」と言って、失敗談などを話してくれて、気持ちが楽になりました。何かあったときにすぐ共有できたり、相談できたりする環境があるので安心して仕事ができます。
安心して乗ってもらえるよう、お客様の目を見て挨拶する
仕事をするときに心がけていることを教えてください
心がけていることは、お客様の目を見て元気よく挨拶することです。お客様をお乗せするときも降りられる時も「ご乗車ありがとうございます」と必ず伝えています。第一印象で安心していただき、また利用したいと思ってもらえる接客を心がけています。
もしもお客様が考えていたのと違うルートに行ってしまったときにも、最初に信頼感をもってもらえたら「わざと間違えたのではなさそうだ」と思ってもらえます。挨拶をきちんとすることがトラブルにつながりにくくなるとも考えています。
運転が苦手な人でも着実に成長できる環境
帝都自動車交通への入社を検討している人にメッセージをお願いします
学生の時はタクシーに乗る機会が少なかったので、お客様はきっちりとした厳しい人が多いという印象を、勝手にもっていました。しかし、実際に仕事をしてみると優しいお客様が多くて驚きました。普段あまり行かないエリアでお乗せしたときに「このあたりの道にくわしくなくて」とお話しすると、「いいよ、教えるよ」と親切に仰っていただけることがほとんどです。もちろんナビを使うこともできるので、お客様が道を知らなくても問題なくお送りできます。
私自身もそうでしたが、地理や運転技術に不安がある人もいるかもしれません。しかし、入社してみて実感しているのは、会社全体で新人をサポートしてくれること。現時点で運転が苦手でも、やってみたいという気持ちがあれば誰もがプロのドライバーになれる環境が整っているので、ぜひ安心して来てもらえたらと思います。